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棚橋弘至 猪木さんお別れ会で秘話明かす「猪木寛至の『至』という字をいただいた」

2023年3月7日 17:43
棚橋弘至 猪木さんお別れ会で秘話明かす「猪木寛至の『至』という字をいただいた」
2013年 イベントでポーズを取る棚橋弘至選手(左)とアントニオ猪木さん(右)(写真:日刊スポーツ/アフロ)
昨年10月に79歳で死去したアントニオ猪木さんのお別れ会が7日、東京・両国国技館で行われ、ファンや現役選手ら約4800人が参列しました。

選手を代表して新日本プロレスの棚橋弘至選手がお別れの挨拶を行いました。「猪木さんがレスラーになって新日本プロレスを作られたからこそ、現在多くのレスラーがプロレスラーを目指し、僕たちもプロレスラーになりました」と述べ、「すごく個人的なことなんですけど、うちの父が猪木さんのファンで、猪木さんの本名、猪木寛至の『至』という字を僕は1字いただきました。そして結果、プロレスラーになりました。プロレスラーになれて本当によかったです」とエピソードとともに感謝の思いを語りました。

挨拶を終えた棚橋選手は「改めてすごい人。僕たちレスラーであったり、ファンの人であったり、猪木さんというすごいレスラーがいて新日本プロレスが始まって・・・、という歴史を伝えていけたら」と話しました。

さらに、いつ、いかなる時でも「生まれてから疲れたことがない」と公言し、“疲れない男”としても知られる棚橋選手。猪木さんとの思い出について聞かれると「(若いときに)『お疲れ様でございます』と元気よく言ったら、笑いながら『疲れてねぇよ』と。猪木さんも疲れないんだ、というね。そういうのがどこかに残っていて“生まれてから疲れたことがない棚橋”というのが生まれてきたのかなと思います」としみじみ語りました。