【巨人】リリーフ投手・中川皓太 1軍復帰のウラ側と変化「ムダじゃなかった」
腰痛の影響で、昨季1軍で登板がなかった中川皓太投手。今年5月に1軍復帰すると、ここまで12試合に登板。中継ぎ投手として見事な活躍を見せています。
復帰までのリハビリ期間を振り返り「先が見えないというか、どうなるんだろうという不安な期間がすごく長かったので、すごく辛かった」と語る中川投手。
それでも諦めずにリハビリを続け、今年5月17日、約1年6か月ぶりに1軍へ復帰。「こうして復帰できるようになったので、そういう意味ではリハビリ期間長かったですけど、今となってはムダじゃなかったなと感じてる」と話しました。
そんな長いリハビリを乗り越えて復帰から1か月たった今、自身のボールに変化を感じていると言います。
「1試合目復帰登板した時に、結果としては悔しい結果になってしまった。それから自分が投げているボールとバッターとの感覚をちょっとずつ埋められてきてるかなと思う。勝負感というか、対戦する上での感覚というのは(1軍に)上がってきた時と1か月たった今ではちょっと変わってきてるかなと思う」
さらに、得意とするスライダーに関しても「少しずつ復帰した頃よりはよくなってる実感はある。投げてる感覚としては、リリースの瞬間のボールに対する指のかかり具合が最初の頃よりは回転かけられている感じはある」と手応えを感じている様子。
それでも課題はあるそうで、「狙ったところにしっかり投げきれるかというと、もうちょっと足りないところは自分で感じている。カウント別での追い込んだ時に決め球にするスライダーであったりとか、そういうところのコントロールはもうちょっとこれから状態あげていきたいなと思う」と明かしました。
1軍へ復帰したプロ8年目の中川皓太投手が、リーグ優勝を目指す巨人ブルペンを支えていきます。