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「現役を続ける以上、世界大会のメダル諦めない」松元克央100バタは6位

2023年7月30日 11:00
「現役を続ける以上、世界大会のメダル諦めない」松元克央100バタは6位
100バタフライ決勝を終えた松元克央選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
世界水泳選手権 競泳 男子100mバタフライ決勝(29日、マリンメッセ福岡)

世界水泳選手権は29日、男子100mバタフライ決勝に出場した松元克央選手は51秒20で6位入賞となりました。

今大会は本命種目の200メートル自由形では、決勝の1枠を争う1対1のスイムオフに敗れ準決勝止まり。その雪辱を晴らすレースでもあった松元選手は「この大会初めての決勝、その舞台をすごく楽しめて、やり切った。タイムや順位よりは、自分が今出せる力を出し切ったことが僕にとってすごく大事なことだと思うし、それでよかったかなと思います」と振り返ります。

実は決勝になってプレッシャーは軽くなったといい「期待に応えたいという気持ちはすごく大きくて、おめでとうという言葉をかけてほしくて、そのために頑張っている。気持ち的にもすごく決勝に駒を進めた時点で、少しでもチームに貢献できたという気持ちと、(期待に)応えられたた気持ちがちょっとあった。そういう部分で、僕の肩の荷が軽くなったのかな」と心の内を明かしました。

4月の日本選手権では自己ベスト50秒96をマークしていた松元選手。それでも世界記録49秒45とは1秒以上の差で、日本では50秒を切った選手はまだいません。「もっと進歩できるところを探しタイムを縮めていきたい。(世界のレベルは)恐ろしいほど上がっているとは思うが、僕が現役を続ける以上は、世界大会のメダルを諦めないで、ずっと目指して、どんなに苦しい道でも悔いなく挑み続けて水泳人生を終えたい」と熱く語りました。

今後に向けて「バタフライでも自由形でも世界と挑戦したい。今まで通りやっていきたいなと思います」と話しています。
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