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【卓球男子】日本は中国に敗れメダルを逃す フランスがメダルを確定

2024年2月23日 9:00
【卓球男子】日本は中国に敗れメダルを逃す フランスがメダルを確定
卓球世界選手権 男子は中国とフランスが4強入り
卓球・世界選手権団体戦(16~25日、韓国・釜山)

卓球の世界選手権団体戦は22日、男子の準々決勝2試合が行われました。

日本は大会10連覇中の中国と対戦。松島輝空選手、張本智和選手、篠塚大登選手の布陣で挑みました。

チーム最年少16歳の松島選手は、1番手として世界ランク1位の樊振東選手と対戦。第1ゲームは逆転で先取します。第2ゲームは、強烈な攻撃に対して、粘りのスーパーラリーでポイントを奪うなど、善戦しましたが、第1試合を落とします。

続く第2試合に登場したエース・張本選手は、1ゲーム目こそ奪いますが、世界2位の王楚欽選手に逆転負け。第3試合の篠塚選手は、五輪シングルス連覇を達成している世界3位の馬龍選手に敗れ、打倒・中国とはならず。準々決勝で姿を消すこととなりました。

この日、中国と同じくベスト4入りを決めたのはフランス。ポルトガルに対して、第1試合を落としますが、世界ランク6位でエースのフェリックス・ルブラン選手が2勝を挙げるなど、3-1で逆転勝利。約半年後に迫る自国開催のパリ五輪へ、弾みをつける銅メダル以上確定となりました。

23日の男子は、準々決勝2試合が行われる予定。開催地の韓国相手に挑むチーム世界ランク20位のデンマークは、フランスと同組のグループリーグで2位に入り、決勝トーナメントへ進出。ベスト8に入ったチームでは唯一チーム世界ランクトップ10外で、快進撃を続けています。またグループリーグで日本と同組だった台湾も決勝トーナメントはノーシードからベスト8入り。世界2位のドイツと戦います。

▽男子団体戦 準々決勝の対戦カード
※()内は世界ランク
デンマーク(20) vs 韓国(5)
台湾(9) vs ドイツ(2)