アジア大会の開催も可能に 新しい宮崎県陸上競技場が利用開始 アスリートが走り初め
宮崎県都城市山之口町では、県が整備を進めていた新しい陸上競技場KUROKIRISTADIUMが完成。
12日から利用が始まりました。
オープニングセレモニーには、河野知事や都城市の池田宜永市長などおよそ700人が出席。
テープカットや鏡開きをして施設の完成を祝いました。
このあと、宮崎市出身の100メートルハードラー清山ちさと選手と、パラアスリートの中川もえ選手が登場。
公募で選ばれた89人の県民とともに真新しいコースを笑顔で駆け抜けました。
(パラアスリート 中川もえ選手)
「たくさんの方が見ている中、こんな貴重な場で走らせていただいてとても光栄でした」
(100mハードル 清山ちさと選手)
「宮崎だけではなく県外、世界の選手がたくさん来て、大きな試合が開催されるとうれしく思います」
新しい県の陸上競技場は、2年後に開かれる宮崎国スポ・障スポのメイン会場として、開閉会式や陸上競技などが行われます。
新しい県の陸上競技場はアジア大会などが開催可能となる「世界陸連クラス2」に県内で初めて公認される予定です。