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【スタッツで振り返る】バスケ日本代表3ポイントは40本超の試投 ターンオーバー19回誘発と守備が機能もリバウンドに課題

2023年8月16日 7:31
【スタッツで振り返る】バスケ日本代表3ポイントは40本超の試投 ターンオーバー19回誘発と守備が機能もリバウンドに課題
15日アンゴラ戦の試合スタッツ
◇SoftBank CUP 2023(東京大会)バスケットボール男子日本代表国際強化試合 日本代表75-65アンゴラ代表(15日、有明アリーナ)

8月25日開幕のバスケットW杯を前にバスケットボール男子日本代表(世界ランク36位)は15日、アンゴラ代表(世界ランク41位)と国際強化試合で対戦。

後半ホーバスヘッドコーチが掲げる“しつこいディフェンス”がアンゴラの勢いを止め、逆転。日本が75-65で勝利しました。その内容をスタッツで振り返ります。

日本があげた得点の内訳は33得点が3ポイント(41本中11本成功)、20得点が2ポイント(19本中10本成功)、フリースローが22得点(31本中22本成功)となっております。

トム・ホーバスヘッドコーチ(HC)が就任当時から掲げるバスケットの軸の1つ“3ポイント”では41本を試投する結果となりました。

この中で最も決めたのがこの試合スタメン出場した富永啓生選手。最多6本の3ポイントを決め、両チームトップ20得点をマークする活躍を見せましたが、その他の選手の成功数はわずかに5本、チーム成功率は26.8%にとどまりました。

試合後、ホーバスHCは「このパーセンテージは足りない。結構ノーマークで3ポイントを打つシーンがあったからそれはいいこと。これからもっと入っていくと思う」と次戦以降への期待を募らせました。

さらにオフェンスのミスによって攻守が入れ替わる「ターンオーバー」では、日本がアンゴラから19回誘発。ホーバスHCが掲げるもう1つのバスケットの軸“しつこいディフェンス”が機能したことが伺えます。

一方でリバウンドはアンゴラに上回られる結果に。オフェンスリバウンドは11本取られると、その内6本のシュートがアンゴラの得点になるなど、インサイドでの争いに課題が残る形となりました。

日本代表は次戦、17日に東京五輪銀メダルのフランス代表と対戦します。

▽バスケ男子日本代表 今後の日程
8月17日 国際強化試合 日本代表ーフランス代表(世界ランク5位)
8月19日 国際強化試合 日本代表ースロベニア代表(世界ランク7位)

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