<ドラゴンズ・辻本倫太郎選手>「倫ちゃんスマイル」人気でグッズ完売! プロになった息子の姿に母は感涙
彼女の息子は、ドラフト3位のルーキー・辻本倫太郎選手、22歳です。守備範囲の広さと肩の強さで世代No.1ショートとの呼び声が高い辻本選手は、ルーキーながら開幕1軍入りが期待されています。
さらにファンの心を掴んで離さないのが「倫ちゃんスマイル」。老若男女問わず多くのファンから愛されています。
北海道出身の辻本選手は小学2年生の時に野球を始めました。その日からずっと母・恭子さんは近くで支え続けてきました。
この日、恭子さんは北海道からはるばる試合を観戦するため名古屋へ。初めて訪れたバンテリンドームへ入場すると、試合前のアップをしている辻本選手を発見。プロ野球選手となった息子を初めて生で見た恭子さん。すると…。
「9番ショート辻本」
辻本選手の名前がコールされました。恭子さんは感極まり、目を潤ませます。
この日、2アウト2塁のチャンスで辻本選手に打席が回ってきましたが、打った打球はショートゴロ。辻本選手はこの試合3打数ノーヒット。両チーム無得点のまま試合を終えました。それでも、恭子さんは「出場機会を与えていただいて、見ることができたのは本当にありがたいことでした」と感無量の様子でした。
その日の夜。恭子さんが向かった先には、試合終わりで駆け付けた息子の姿がありました。実に3か月ぶりに食事を共にすることに。並んでみると、恭子さんと辻本選手は顔もそっくり!
久しぶりの再会に2人とも笑顔を見せますが、プロの世界に飛び込んだ息子に、恭子さんの心配は絶えません。春季キャンプでかなり体重が落ちたという辻本選手。そんな息子の姿をテレビで見て、恭子さんはかなり心配していたようです。「名古屋に引っ越したいくらい」といい、息子の近くで応援したい思いが溢れます。
母・恭子さん:
「正直親としては、あまり苦労してほしくない。でも、苦労しないと成功しない世界だと思うので、せっかくいただいたチャンスを、この夢の世界で喜びも苦労も満喫してほしいです」
辻本倫太郎選手:
「小さいときから親には『全力でやりなさい』と教えられていたので、プロ入ってもそこは崩さず、『やれることは常に全力で』をモットーに、また元気に野球している姿をたくさん見せられるように頑張りたい」
開幕1軍入りが期待される辻本選手。春季キャンプでは「1軍で戦力になりたい!」と意気込みを語っていました。今年は「倫ちゃんスマイル」が試合でたくさん見られるかもしれません。