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【女子野球】東京ドームで初の“伝統の一戦”は引き分け 5000人超のファンを魅了する

2023年7月30日 11:00
【女子野球】東京ドームで初の“伝統の一戦”は引き分け 5000人超のファンを魅了する
阪神タイガースWomen(左)と巨人女子チーム(右)の対戦(画像:日テレジータス)
女子野球交流戦 巨人女子チーム2-2阪神タイガースWomen(29日、東京ドーム)

東京ドームで女子野球初となる、巨人女子チームと阪神タイガースWomenの“伝統の一戦”が行われ、5116人のファンが東京ドームに駆けつけました。

シーズン中はそれぞれ関東と関西のリーグに所属しており、これまで対戦したことがなかった両チーム。今月22日、23日に甲子園球場で行われた交流戦で初対戦し、巨人女子チームが2連勝しました。

試合は2回、巨人女子チームのキャプテン・金満梨々那選手がフェンス直撃のヒットを打つなど、2アウト1、2塁のチャンスを作ると、8番・相見菜月選手がレフトへタイムリーヒット。また相手のエラーも絡み、巨人が2点を先制します。

投げては先発で日本代表にも選ばれた小野寺佳奈投手が、打たせて取るピッチングで6回を101球、2安打3奪三振1失点の好投。

しかし1点リードの7回、2番手の清水美佑投手が1アウト満塁のピンチを背負うと、2番・中江映利加選手にボール球を見極められ、押し出し四球で同点に追いつかれます。

その裏、反撃に出たい巨人でしたが、阪神の4番手・森若菜投手に三者凡退に抑えられ、試合は引き分けに終わりましたが、スタンドからは大きな拍手が送られました。

試合後、金満選手は「5000人という中で試合ができたことは本当にありがたい。女子野球の魅力は笑顔と全力プレー。喜んでる、笑顔の姿もある中で泥臭さがあるのが魅力的。その魅力を伝えられたと思うので、ジャイアンツだけでなく女子野球全体に注目していただいてメジャーなスポーツにしていけたら」と女子野球の普及についてコメントしました。

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