プロ野球・ヤクルトの開幕投手が、奥川恭伸投手に決定しました。

前日13日、球団の公式X（旧Twitter）は「～高津監督より～」と一言添え、１枚の写真を投稿。そこには小さなつば九郎のぬいぐるみとともに「明日の朝 開幕投手発表します」と直筆で書かれた紙が写っていました。

そして14日の朝、同じ形式の写真が投稿されます。つば九郎のぬいぐるみとともに置かれた紙には「奥川恭伸」と書かれており、本文には「～高津監督より～3月28日（金）開幕投手発表！！」と記されました。

奥川投手は2019年ドラフト1位で星稜高校からヤクルトに入団した23歳右腕。これまで度重なるケガに悩まされていましたが、昨季は2年ぶりに1軍の先発登板を果たしました。この試合では「5回1失点」の好投を披露し、980日ぶりに勝利をマーク。大粒の涙を流しながらヒーローインタビューに答えました。この試合を含め昨季は7試合に登板し、3勝2敗で防御率2.76をマークしました。

奥川投手は先日の春季キャンプで下半身のコンディション不良を訴え、状態が心配されましたが、無事実戦復帰。好調をキープし、自身初となる“大役”を任されました。

この発表にファンからは「これは泣く」「やすくんここからだよ」「全力で応燕します」など、多くの声援の声があがりました。

またファンはこの発表方法にも注目。つば九郎の“フリップ芸”をほうふつとさせるサプライズ発表について、「監督がフリップ芸を継承」「達筆すぎる」「粋なことをして泣かせますね」など、大きな反響が寄せられています。