◇プロ野球　ヤクルト-広島(10日、神宮球場)

広島のドラフト3位ルーキー益田武尚投手が4回にプロ初登板。村上宗隆選手から三振を奪うなど、圧巻のデビューとなりました。

益田投手は150キロ台中盤のストレートと、切れ味鋭いフォークを武器とし、東京ガスから即戦力として期待され広島に入団した24歳右腕。

この日、初の1軍昇格を果たすと、4回に広島の2番手として初の1軍マウンドへ。

先頭の村上選手に対し、150キロを超える力強いストレートを続け追い込むと、最後は落差の大きな141キロ台のフォークで空振り三振。

そしてこの日ホームランを放っているサンタナ選手からもフォークで空振り三振を奪うと、中村悠平選手に対しては、威力十分のストレートで三者連続三振。強打者たちを相手に堂々のピッチングを見せました。

続く5回も3者凡退に抑え、プロ初登板を2回4奪三振無失点に抑えた益田投手。

この華々しい1軍デビューに、ファンからは「惚れ惚れする投球だったなぁ」「未来が明るすぎる」「これまた凄まじいピッチャーやなあ」などと、絶賛の声が多く寄せられています。