【陸上】多田修平 40分間で2度の日本新 得意のロケットスタートさく裂
通過の50mで日本新記録をマークした多田修平選手(写真:AFP/アフロ)※写真は去年の世界室内選手権
◇陸上・世界陸連 室内ツアー・ゴールド第4戦(2月4日、チェコ・オストラヴァ)
世界のトップ選手が多数出場する陸上の室内ツアー・ゴールド。チェコで行われた第4戦の60mに、東京五輪代表の多田修平選手が出場し、通過の50mで日本新記録をマークしました。
昨年3月に行われた世界室内選手権60mでは、6秒52の日本記録を樹立するなど、この種目を得意としている多田選手。
今大会の予選では、6秒65をマークし、組トップ通過を果たします。
このときの50mの通過は5秒74。これまでの日本記録は2002年に朝原宣治さんがマークした5秒75で、多田選手はこの記録を0秒01上回る日本新記録をマーク。これは、今季世界最高タイムに並ぶ好記録です。
約40分後に行われた決勝では、得意のロケットスタートがさく裂。0.129秒という驚異のリアクションタイムで飛び出すと、先頭争いを演じ、6秒63で5位入賞。
50mの通過は5秒73と、さらに日本記録を更新。40分間で、2度も日本記録をマークしました。
多田選手は昨季、4月に出場した織田記念で、レース中に右ふくらはぎの肉離れを引き起こし、車いすで退場する事態に。パリ五輪代表選考会の日本選手権の舞台に立つことすらできませんでした。
今年は東京で世界選手権が行われる年。多田選手はSNSで「怪我してから走りが崩れているので、一旦試合やめて、もう一回練習積み直し」と決意を新たにしています。
世界のトップ選手が多数出場する陸上の室内ツアー・ゴールド。チェコで行われた第4戦の60mに、東京五輪代表の多田修平選手が出場し、通過の50mで日本新記録をマークしました。
昨年3月に行われた世界室内選手権60mでは、6秒52の日本記録を樹立するなど、この種目を得意としている多田選手。
今大会の予選では、6秒65をマークし、組トップ通過を果たします。
このときの50mの通過は5秒74。これまでの日本記録は2002年に朝原宣治さんがマークした5秒75で、多田選手はこの記録を0秒01上回る日本新記録をマーク。これは、今季世界最高タイムに並ぶ好記録です。
約40分後に行われた決勝では、得意のロケットスタートがさく裂。0.129秒という驚異のリアクションタイムで飛び出すと、先頭争いを演じ、6秒63で5位入賞。
50mの通過は5秒73と、さらに日本記録を更新。40分間で、2度も日本記録をマークしました。
多田選手は昨季、4月に出場した織田記念で、レース中に右ふくらはぎの肉離れを引き起こし、車いすで退場する事態に。パリ五輪代表選考会の日本選手権の舞台に立つことすらできませんでした。
今年は東京で世界選手権が行われる年。多田選手はSNSで「怪我してから走りが崩れているので、一旦試合やめて、もう一回練習積み直し」と決意を新たにしています。
最終更新日:2025年2月5日 17:30