プロ野球・ロッテの高部瑛斗選手(26）が17日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開しました。昨季はケガの影響で1軍出場がありませんでしたが、復活へ向けキャッチボールやノックなどで体を動かしました。

22年には、初のタイトルとなる盗塁王やゴールデングラブ賞を受賞するなど大活躍のシーズンを送った高部選手。しかし昨季は、開幕前に右肩甲下筋肉離れで離脱し2軍スタート。その後も4月に右肩甲下筋損傷。9月には第一肋骨切除術を受けるなどケガが重なりました。チームは前半戦から首位争いを演じ、シーズン2位でCSにも進出しましたが、高部選手は1軍での出場がないままシーズンを終えました。

「本当に悔しいシーズンだった」と昨季を振り返った高部選手。故障が続く苦しいなか、支えてくれたのは家族だったといいます。

「私生活すべて支えてくれた。話をしたり会ったりするだけで、つらいのを忘れられた。近くにいてくれるだけでとても助かった。(今季は)しっかり感謝しながらやっていきたい」

支えてくれた家族のためにも、今季は1軍で活躍する姿を見せたい高部選手。「今年は、充実したいい年にできるように自分に厳しくやっていきたい。打撃タイトルに食い込めるように、盗塁王や守備のタイトルをとっていけるように、まず試合に出続けられるようにやっていきたい」と今季へ決意を語りました。