ポスティングシステムを利用して、メジャーリーグのアスレチックスに移籍が決まった藤浪晋太郎投手。

AP通信によると1年契約の藤浪投手の年俸は推定325万ドル(約4億2000万円)と、7年ぶりの金額アップとなりました。

藤浪投手は2012年にドラフト1位で阪神に入団。プロ1年目から先発ローテ入りし、10勝を挙げました。

2年目も勢いそのままに11勝を挙げると、3年目には14勝を挙げ、3年連続2ケタ勝利を達成。さらに最多奪三振(221奪三振)のタイトルも獲得し、2016年の年俸は1億7000万円（推定）となりました。

しかし、その2016年には初めて2ケタ勝利を逃すと、2017年は初めての年俸ダウン。自身初の不振による二軍落ちなど、苦しい時期を過ごしました。

2020年には自身最速の162キロをマークしますが、2016年以降、7年間で2ケタ勝利を挙げたシーズンはなく、年俸も6年連続でダウン。2022年は4900万円（推定）となっていました。

その中で阪神は藤浪投手のポスティングシステムによる移籍交渉の手続きをMLBへ申請し、受理されたと2022年12月に発表。2023年1月にアスレチックスとの契約が決定しました。

◇藤浪晋太郎投手 年俸推移(金額は推定)
2013年:1500万円
2014年:4500万円
2015年:8500万円
2016年:1億7000万円
2017年:1億6000万円
2018年:1億2000万円
2019年:8400万円
2020年:6300万円
2021年:6000万円
2022年:4900万円
2023年:約4億2000万円