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“魔の第3セット”から悪い流れ断ち切れず フルセットで日本敗れる 男子バレーパリ五輪予選

2023年10月1日 21:43
“魔の第3セット”から悪い流れ断ち切れず フルセットで日本敗れる 男子バレーパリ五輪予選
バレーボール男子日本代表(写真:日刊スポーツ/アフロ)※写真は初戦フィンランド戦
◆FIVBパリ五輪予選ワールドカップバレー2023 プールB エジプト3-2日本(1日、国立代々木競技場 第一体育館)

8チームの総当たり戦で、上位2チームにパリ五輪の出場権が与えられるパリ五輪予選。前日初戦のフィンランドをフルセットの末、勝利したバレーボール男子日本代表(世界ランク5位)は第2戦でエジプト(世界ランク19位)と対戦しました。

第1セット日本は序盤、OP(オポジット)西田有志選手が中心になって得点。1点ビハインドの6-7からは、前日チーム最多得点を挙げたOH(アウトサイドヒッター)高橋藍選手のバックアタック、MB(ミドルブロッカー)山内晶大選手のブロック、キャプテンOH石川祐希選手のフェイントなどの5連続ポイントで、試合を優位に進めます。その後も着実に得点を奪った日本はリードを広げ、25-14で第1セットを奪います。

第2セットも好調な日本は西田選手のバックアタック、石川選手の2本のサービスポイントなどで、14-7と大きくリードを広げる展開。その後も5連続ポイント奪うなど、サーブでエジプトの攻撃を乱した日本が圧倒し25-10。日本が安定した試合運びで2セットを連取します。

そして初戦フィンランド戦では落とした第3セット。序盤、日本は流れに乗ることができず、エジプトに4連続ポイントを許すなど8-13とリードを奪われます。その後日本は山内選手、高橋選手のブロックで反撃。さらに西田選手の強烈なサービスエースで一時1点差まで迫りますが、最後は23-25でこのセットを落とします。

前日と同じように第3セットを落とし、不穏な空気が漂う中迎えた第4セット。このセットも序盤、日本はエジプトに4連続ポイントを許し、7-12と追いかける展開を強いられます。日本も追いすがりますが、またしても23-25で落とした日本。まさかの2試合連続で2セット先取からのフルセットに試合はもつれます。

第5セット、日本は高橋選手のサーブ、石川選手のスパイクなどで得点を奪い12-12。拮抗する中、終盤エジプトに連続得点を許した日本はフルセットの末2-3(25-14、25-10、23-25、23-25、13-15)でエジプトに敗戦。2戦目で早くも黒星を喫した日本、今大会でのパリ五輪出場へ早くも追い込まれることになりました。

【日本代表の日程と結果】
9月30日(土)○3-2 フィンランド
10月1日(日)●2-3 エジプト
10月3日(火)チュニジア
10月4日(水)トルコ
10月6日(金)セルビア
10月7日(土)スロベニア
10月8日(日)アメリカ
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