エンゼルスのフィル・ネビン監督が、大谷翔平選手のフリーエージェント(FA)について言及しました。

大谷選手は、昨年エンゼルスと年俸約3000万ドル(約40億円)で1年契約を延長。エンゼルスの看板選手として二刀流の活躍を続けていますが、一方でチームは2014年からプレーオフ進出を逃していました。そのため、今季オフにFAの権利を獲得する大谷選手は、より強いチームへ移籍することも予想されています。

日本時間26日、試合前の取材で“大谷FAで危機感はあるか”と聞かれたネビン監督は、「その質問は初めてだな(笑)」と苦笑い。さらに続けて、「どんないいチームでもうまくいかないことはある。焦りは感じていない」とFAはどのチームも抱える悩みだと話しました。

この日勝利したエンゼルス、チームは12勝12敗の地区3位の成績。9年ぶりのプレーオフを目指す指揮官は、「才能あるチームだから毎日緊張感を持ち過ごさなければならない。我々は毎日そういう姿勢でここにきている」と目の前にある戦いへ向けて、思いを語っています。