全国都道府県対抗男子駅伝が19日、広島県で開催されます。箱根駅伝で総合優勝を果たした青山学院大学で主将を務めた田中悠登選手は、福井県代表として7区(13キロ)に出場。競技人生最後となる駅伝に込めた思いを語りました。

最終7区には同じ青山学院大学の黒田朝日選手(岡山)や白石光星選手(宮城)がエントリー。「やっぱり負けたくない。普段一緒にやっているからこそなにがなんでも負けたくないなって思いがあるので」と話し、「特に宮城県の白石光星。同級生なので。彼には負けたくないなって思いであしたは頑張りたいなと思います」と笑みを浮かべました。

卒業後は地元・福井県の放送局でアナウンサーとして働くことが決まっている田中選手。「これまで福井県に育ててもらって、最後、福井のアンカーっていうすごくいい舞台を用意してもらった。少しでも貢献できるように、そして春からまた福井で頑張るので顔を覚えていただけるようにいい走りをしたいなと思います」と力を込めました。