快挙!20歳の大藤沙月が卓球WTTチャンピオンズ制覇 張本、伊藤、平野らを破る 4月の世界ランクは125位も急浮上
女子シングルス決勝は、20歳の大藤沙月選手が16歳の張本美和選手を4-2(11-4、9-11、9-11、13-11、11-7、11-4)で破り、大会を制しました。
WTTツアーの中でもグレードの高いチャンピオンズ。世界ランク15位の大藤選手は、平野美宇選手や伊藤美誠選手らを倒し、準決勝も世界ランク10位の台湾の選手を倒して決勝へ。一方、世界ランク7位の張本選手も、準決勝で中国選手を破るなど、決勝へ勝ち上がりました。
ゲームカウント1-2と先にリードを許した大藤選手は、第4ゲームも10-11とゲームポイントを握られましたが、3連続ポイントでゲームを奪取。台から下げられても粘りのラリーをみせます。
第5、6ゲームは序盤からポイントを重ね、試合を優位に展開。強豪ひしめくチャンピオンズを制しました。
大藤選手は、今年4月の段階で世界ランクは125位でしたが、現在15位。飛躍の1年を送っています。
▽大藤選手勝ち上がり
◆決勝
vs張本美和(世界ランク7位)
4-2(11-4/9-11/9-11/13-11/11-7/11-4)
◆準決勝
vs鄭怡静(世界ランク10位)
4-3(8-11/11-7/11-8/9-11/11-13/11-4/11-5)
◆準々決勝
vs伊藤美誠(世界ランク8位)
3-1(11-9/11-8/6-11/11-6)
◆2回戦
vs平野美宇(世界ランク11位)
3-0(11-9/11-6/11-8)
◆1回戦
vsD.メシュレフ(世界ランク28位)
3-0(11-4/11-5/11-6)