【卓球】美和「勝てないから好きにやろう」智和「妹のほうがすごい」 張本兄妹が語った“中国撃破”の胸の内
(左から)兄の張本智和選手、妹の張本美和選手
卓球・アジア選手権(カザフスタン)を戦い終えた日本代表選手たちが15日に帰国。日本50年ぶりの金メダルに輝いた張本智和選手や張本美和選手らが喜びをあらわにしました。
最初の偉業達成は、9日に行われた女子団体の決勝。
絶対女王・中国と対戦した日本は、第1試合で世界ランキング7位の美和選手が同4位の王芸迪選手に3-2で勝利。さらに美和選手は第4試合、過去6戦全敗の同1位・孫穎莎選手に0-2から大逆転勝ちを果たし、中国人選手から2勝をあげる大活躍。歴史的勝利の立役者となりました。
さらに13日、妹の後を追うように兄の智和選手が大活躍。男子シングルス決勝で中国の次世代エース・19歳の林詩棟選手を3-1で撃破し、こちらも同種目で日本50年ぶりとなる優勝を果たしました。
そろって快挙を達成した張本兄妹。妹・美和選手は孫選手との試合を振り返り、「本当に勝てるとは思わなかった。(0-2になって)半分くらいは諦めている気持ちも正直あった」とまさかの告白。
それでも「『勝てないから好きにやろう』という気持ちで。結果的に勝ててすごくビックリ」と、思い切ってプレーしたことが勝因につながったと話し、「チームの勝利に貢献できて、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを語りました。
そして、兄・智和選手も「マグレで勝ち上がったわけではなくて、1人1人しっかり実力者に勝ってとった金メダルなのですごくうれしい」と笑顔でコメント。
話が美和選手のことになると、「妹のほうがすごい」と一言。「(勝った相手は)世界1位と4位ですから、彼女の方がすごい。僕も簡単ではなかったですけど、団体の2試合で勝つ、自分が決めきる場面で勝つのは僕よりすごい」とベタ褒めします。
また、「美和が勝ったから自分も追いつきたいとか、同じ結果までいきたいと思って決勝までいけた。ほかの選手ではこういうモチベーションにはならない。妹が頑張っているから、僕も1試合でも多く勝ちを拾えていると思うので、ありがたいです」と、妹の躍動が大きな原動力となっていることを明かしました。
ほかの選手たちが取材に応じている時間には、仲むつまじい様子を見せていた2人。“最強兄妹”は11月に福岡・北九州市で行われるWTTファイナルズで今度は“世界一”を目指して戦います。
最初の偉業達成は、9日に行われた女子団体の決勝。
絶対女王・中国と対戦した日本は、第1試合で世界ランキング7位の美和選手が同4位の王芸迪選手に3-2で勝利。さらに美和選手は第4試合、過去6戦全敗の同1位・孫穎莎選手に0-2から大逆転勝ちを果たし、中国人選手から2勝をあげる大活躍。歴史的勝利の立役者となりました。
さらに13日、妹の後を追うように兄の智和選手が大活躍。男子シングルス決勝で中国の次世代エース・19歳の林詩棟選手を3-1で撃破し、こちらも同種目で日本50年ぶりとなる優勝を果たしました。
そろって快挙を達成した張本兄妹。妹・美和選手は孫選手との試合を振り返り、「本当に勝てるとは思わなかった。(0-2になって)半分くらいは諦めている気持ちも正直あった」とまさかの告白。
それでも「『勝てないから好きにやろう』という気持ちで。結果的に勝ててすごくビックリ」と、思い切ってプレーしたことが勝因につながったと話し、「チームの勝利に貢献できて、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを語りました。
そして、兄・智和選手も「マグレで勝ち上がったわけではなくて、1人1人しっかり実力者に勝ってとった金メダルなのですごくうれしい」と笑顔でコメント。
話が美和選手のことになると、「妹のほうがすごい」と一言。「(勝った相手は)世界1位と4位ですから、彼女の方がすごい。僕も簡単ではなかったですけど、団体の2試合で勝つ、自分が決めきる場面で勝つのは僕よりすごい」とベタ褒めします。
また、「美和が勝ったから自分も追いつきたいとか、同じ結果までいきたいと思って決勝までいけた。ほかの選手ではこういうモチベーションにはならない。妹が頑張っているから、僕も1試合でも多く勝ちを拾えていると思うので、ありがたいです」と、妹の躍動が大きな原動力となっていることを明かしました。
ほかの選手たちが取材に応じている時間には、仲むつまじい様子を見せていた2人。“最強兄妹”は11月に福岡・北九州市で行われるWTTファイナルズで今度は“世界一”を目指して戦います。
最終更新日:2024年10月16日 8:30