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「奥川にしっかり続いていけるよう」ヤクルト45歳の石川雅規が開幕へ闘志 緩急自在にオリックス打線を5回1失点

2025年3月15日 7:46
「奥川にしっかり続いていけるよう」ヤクルト45歳の石川雅規が開幕へ闘志 緩急自在にオリックス打線を5回1失点
ヤクルトの石川雅規投手
プロ野球 オープン戦 ヤクルト6ー1オリックス(14日、神宮球場)

ヤクルトは球界最年長の45歳、石川雅規投手がオリックス打線を5回1失点に抑え、開幕へ向けて好調をキープしています。

24年目のシーズンを迎える45歳左腕は、初回は2者連続三振後に、連打から失点。なおも2アウト1、3塁のピンチを背負いましたが、紅林弘太郎選手をファウルフライに打ち取り追加点を許しません。

その後は緩急自在な投球でオリックス打線を翻弄。1番に入ったオリックスのドラフト1位ルーキー麦谷祐介選手は、石川投手がプロ初勝利をあげた2002年に生まれた22歳ですが、3打席連続で封じます。通算186勝の左腕は、5回75球を投げ、5安打、4奪三振、無四球、1失点でマウンドを降りました。

この日は、今年の本拠地最初のゲーム。4日のソフトバンク戦では敵地で4回無失点の好投をみせていたベテラン左腕は、「ホームグラウンドのまっさらなマウンドに上がるのっていうのは何度上がっても気持ちいいな。平日ですけれど、たくさんのファンの皆さんが足を運んでくれて、神宮球場は改めて大好きな球場。1軍の神宮球場で数多く立ちたいなと思いました」と振り返りました。

開幕前には6年目23歳の奥川恭伸投手が初の開幕投手に決定。「奥川には頑張ってほしい」とエールを送りつつ、「奥川にしっかり続いていけるように僕もつながっていけるような投球をしたい。競争の中に加われるようにアピールしていきたい」と闘志を燃やしました。
最終更新日:2025年3月15日 7:46