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ヴィッセル神戸が暫定監督を発表 スポーツダイレクターに元東京V監督の永井秀樹氏が就任

2022年3月21日 18:43
ヴィッセル神戸が暫定監督を発表 スポーツダイレクターに元東京V監督の永井秀樹氏が就任
暫定監督のリュイス氏(左)とスポーツダイレクターに就任した永井秀樹氏(右)【永井氏の写真:西村尚己/アフロスポーツ*東京V監督時代】
三浦淳寛監督と契約解除を発表したサッカーJ1ヴィッセル神戸が21日、暫定体制を発表しました。

【トップチーム暫定体制*クラブ発表のまま】

監督 リュイス プラナグマ ラモス(41)

コーチ 菅原智(45)

アシスタントコーチ 北本久仁衛(40)

GKコーチ アレックス(49)

分析コーチ 吉村俊希(30)

フィジカルコーチ 山崎亨(53)

コンディショニングコーチ 梅木暁(31)

暫定監督をつとめるスペイン出身のリュイス氏は、神戸で若手育成を目的としたヤングプレイヤーデベロップメントコーチを務めていました。かつては、スペインリーグのエスパニョールやビジャレアルの下部組織で監督も経験し、J3のFC今治で去年5月まで監督として指導にあたっていました。

クラブを通じ、リュイス暫定監督は以下のコメントを発表。

「この素晴らしいクラブを率いることができ、本当に光栄な思いです。トップクラスのチームが既に出来上がっているこの環境で、一流の選手、スタッフに囲まれて仕事ができることにワクワクしています。皆が一つになって努力することができれば、必ずファンの皆さんに誇ってもらえるようなチームになれることを確信しています。Vamos Vissel一意団結」
※スペイン語Vamosは「いくぞ」などの意味

そして神戸は、暫定体制とともに、永井秀樹氏(51)がクラブのスポーツダイレクターに就任することも発表されました。

永井氏は去年9月に東京ヴェルディの監督を辞任。その永井氏をめぐっては、東京Vの監督時代に選手へ対し「サッカーの指導に不必要に攻撃的な言葉や暴言」などのハラスメント行為があったことが判明。その後のJリーグやコンプライアンス委員会の報告の後、東京Vに対しけん責と100万円の罰金という懲罰が課されています。

永井氏は、クラブを通じ、「夢のあるヴィッセル神戸のプロジェクトに加われること光栄に思います。プロジェクト成功の為に初心に立ち戻り粉骨砕身努力してまいります」とコメント。さらに、「このような機会を与えて頂きましたヴィッセル神戸全ての関係者の皆様に心より感謝致します」と、監督業からスポーツダイレクターという役職へ立場をかえて、再起を誓いました。

今季、Jリーグで不振が続く神戸。新たな体制で巻き返しを狙います。
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