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【卓球】早田ひながSNSで感謝と決意「神様が新たな試練を与えてくれた」 左腕負傷もシングルスは銅&団体は銀

2024年8月12日 7:07
【卓球】早田ひながSNSで感謝と決意「神様が新たな試練を与えてくれた」 左腕負傷もシングルスは銅&団体は銀
早田ひな選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
パリオリンピック卓球女子日本代表の早田ひな選手が11日、自身のインスタグラムを更新。パリ五輪での戦いを振り返りました。

「私の夢だった、憧れだったパリオリンピックが終了しました。最後の最後までたくさんの方に支えていただき団体銀メダル、シングルス銅メダルを獲得することができました。目標としていた金メダルを獲得することはできませんでしたがあの状況の中で最後まで全力を出し切ることができて後悔はありません」

自身オリンピック最初の試合となった張本智和選手との混合ダブルスは、まさかの初戦敗退。それでもシングルスでは、左腕を負傷しながらも涙の銅メダル獲得。団体では腕にテーピングを巻き、平野美宇選手、張本美和選手とともに銀メダルを獲得しました。

一時はシングルスの試合を欠場も検討していた早田選手は、「腕の怪我をして生活すればするほど自分の手の痛みに苦しめられ、1人になると自然と涙が出てきてしまうほど追い込まれていました」と当時の心境を吐露。

「でもこの3年の間にお世話になった方々の顔が浮かぶと『諦めるわけにはいかない』その思いが自分を奮い立たせてくれていたと思います」と思いをつづりました。

3年前の東京五輪は、代表選考に漏れ、リザーブとして出場選手をサポート。そのときの思いを胸にパリ五輪の選考レースでは、ライバルたちをよせつけず、パリへの切符を手にしました。

それでも「この3年間の中で何かが足りなかったから怪我をしてしまったと思うし神様にも認めてもらえず銀メダルと銅メダルに終わってしまったと思います」とつづり、「ここからの4年は更に険しく苦しくなることはわかっています。ですが神様が新たな試練を与えてくれたと思い自分の夢のため、みんなの夢のために自分と向き合い続けて答えのない世界を突き進んでいきたいと思います」と決意を込めました。

また、「皆さんの応援、サポートが無ければ私はこの舞台を去ることになっていたと思います。だからこそ、皆さんに銅メダルを見せたい、その一心で頑張り続けることができました!パリでの忘れ物を取りに帰ってこられるように引き続き頑張ります。本当にありがとうございました」と締めくくりました。
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