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「試合後の選手は美しい」卓球の表彰式で“ほっこり” 早田ひながライバルの中国選手へ気遣い

2024年8月11日 11:07
「試合後の選手は美しい」卓球の表彰式で“ほっこり” 早田ひながライバルの中国選手へ気遣い
女子団体戦の表彰式で早田ひな選手が中国の孫穎莎選手の頭についたゴミをとる(写真:AFP=時事)
◇パリオリンピック2024 卓球女子団体 決勝 日本-中国(大会16日目=日本時間10日、パリ南アリーナ)

卓球女子団体決勝では、日本が中国に敗れ、2大会連続となる銀メダル。中国が大会5連覇で幕を閉じました。

日本は、準決勝とオーダーを変更。第1試合のダブルスでは早田ひな選手と張本美和選手のペアで、世界ランク1位の中国ペアとの一戦へ。フルゲームの熱戦を演じるも逆転負けし、その後もシングルスで連敗で、0-3で力尽きました。

日本の選手たちはそれぞれ悔しさを口にしつつも、「自分たちの持ってるものを最大限出すことはできた」と早田選手が話すように、表彰式では笑顔。そこではほっこりする一幕がありました。

それは早田選手が、中国の孫穎莎選手にとった行動。早田選手や平野美宇選手と同じ2000年生まれで、シングルスの準決勝で早田選手を破った世界ランク1位中国のトップ選手です。

団体戦のメダル授与が終わると、銀メダルの日本選手と銅メダルの韓国選手とともに3チームが記念撮影。すると孫穎莎選手が日本選手たちを優しく横に促すと、早田選手が孫穎莎選手の頭の上についていたゴミを取る姿がありました。

これには周りの選手たちも思わず笑顔。普段はライバルですが、ほっこりとするシーンにSNSでは「気遣いできるのすてき」「オリンピックの良さ」「試合後の選手は美しい」「孫選手の試合してる真剣な顔と表彰式の笑顔がギャップ萌えしている」「いつまでいいライバルいてほしい」などのコメントが寄せられました。
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