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張本智和「今日以上に打ちのめされるその覚悟を持って」 エースとして4年後のロスへ決意 卓球男子団体はメダル届かず4位

2024年8月10日 11:16
張本智和「今日以上に打ちのめされるその覚悟を持って」 エースとして4年後のロスへ決意 卓球男子団体はメダル届かず4位
最終戦で敗れた篠塚大登選手に話しかける張本智和選手(写真:新華社/アフロ)
◇パリオリンピック2024 卓球 男子団体 3位決定戦(大会15日目=日本時間9日、パリ南アリーナ)

日本は卓球男子団体3位決定戦に臨むも、フルゲームの末フランスに敗れ、3大会連続のメダルを逃しました。

チームは0勝2敗から、第3試合の戸上隼輔選手と第4試合の張本選手が勝利し、2勝2敗のタイへ。最終試合を託された篠塚大登選手は、シングルス銅メダルのF.ルブラン選手に粘りをみせますが、力尽きました。

張本選手は第2試合でF.ルブラン選手とのエース対決に敗戦。「第2試合が全てでしたね。相手のエースに勝つチャンスがあってマッチポイントを3回取りながら取りきれなかった。あそこが全てかなと」と語ります。

それでも3試合目以降のチームの粘りに「あんなに悪い流れでも戸上が立て直してくれて、僕も続いてそして篠塚も銅メダリストにあれだけいい粘りをして、あの流れで5番アウェーで相手が地元であれだけのプレーができたというのは僕や戸上ができたかわからないので、篠塚だからあそこまでいけたし、相手があそこまで喜べたのも篠塚の粘りだと思うので全員がそれぞれの役割を果たしたのかな。結果は大事ですけど、この4位という結果に恥じない3年間をこの3人含めて日本チームはしてきた」と激闘を振り返りました

日本のエースとして期待されましたが、早田ひな選手との混合ダブルスでは1回戦敗退、男子シングルスではベスト8、男子団体はあと一歩メダルが届かず、「そんな簡単な舞台じゃない」と。

「正直、4年後(のロス五輪)は今回より打ちのめされるかもしれないです。今回負けたから次はメダル取れる、そんな簡単な舞台じゃない。今大会以上の悔しさを感じる覚悟があるならまた胸を張ってこの3人で。今日以上に打ちのめされるその覚悟を持って4年間頑張りたい」と力を込めました。