奇策“ひなみわ”ペア 早田ひな&張本美和はフルゲームで敗戦 中国ダブルスにあと一歩及ばず【女子卓球団体】
ダブルスの早田ひな選手・張本美和選手はフルゲームで敗戦(写真:AP/アフロ)
◇パリオリンピック2024 卓球女子団体 決勝 日本-中国(大会16日目=日本時間10日、パリ南アリーナ)
日本が中国との決勝の大一番の初戦ダブルスで奇策。今大会初めてとなる、早田ひな選手と張本美和選手の“ひなみわ”ペアで中国の陳夢選手、王曼昱選手のペアに挑みました。
第1ゲームは日本ペースで、5-1と序盤4点のリードを奪います。その後、中国の追い上げを許しますが、女子シングルスで利き手である左手を痛めた早田選手が決死のフォアハンドでポイント。そのままの勢いで中国ペアをねじ伏せ、1ゲームを先取します。
第2ゲームも日本ペアが先制。しかし、その後は絶対王者・中国ペアがじりじりと実力を発揮し始めます。均衡した試合展開の6-6から、日本が連続でミス。5連続ポイントを許して第2ゲームを落とし、ゲームカウント1-1に追いつかれました。
両者譲らずの第3ゲームは、張本選手のバックハンドが中国を追い詰めます。6-6から日本が早田選手と張本選手の巧みなコンビネーションをみせると、最後は張本選手がしゃがんでコースを作ったところに早田選手のスマッシュで得点。この得点で流れを引き寄せた“ひなみわ”ペアは第2ゲームの借りを返すかのような5連続ポイントで第3ゲームを制しました。
ゲームカウント2-1で勝利に王手をかけた日本でしたが、第4ゲームは中国が意地を見せる展開。序盤から大量リードを許しますが、徐々に日本が流れを引き寄せ、6-8まで追い上げを見せると、中国にタイムアウトを取らせます。しかし、その後中国が3連続ポイントで第4ゲームを制し、勝敗は最終第5ゲームに託されました。
運命のファイナルゲームは日本が攻めの姿勢を見せて先制するも、4-4と追いつかれ、日本がタイムアウトを取ります。すると、タイムアウト後に張本選手のバックハンドが炸裂。流れを引き寄せた日本は4連続ポイントで中国を引き離しますが、中国も負けじと4連続ポイントで9-9の同点とすると、日本はデュースに持ち込みながらも、最後はシングルス世界ランク2位・3位の中国ペアに惜敗。惜しくも先に1勝を挙げることはできませんでした。
日本は第2試合のシングルスに平野美宇選手が登場。第3試合以降のシングルスには、張本美和選手、早田ひな選手、平野美宇選手の順で出場し、打倒中国に臨みます。
日本が中国との決勝の大一番の初戦ダブルスで奇策。今大会初めてとなる、早田ひな選手と張本美和選手の“ひなみわ”ペアで中国の陳夢選手、王曼昱選手のペアに挑みました。
第1ゲームは日本ペースで、5-1と序盤4点のリードを奪います。その後、中国の追い上げを許しますが、女子シングルスで利き手である左手を痛めた早田選手が決死のフォアハンドでポイント。そのままの勢いで中国ペアをねじ伏せ、1ゲームを先取します。
第2ゲームも日本ペアが先制。しかし、その後は絶対王者・中国ペアがじりじりと実力を発揮し始めます。均衡した試合展開の6-6から、日本が連続でミス。5連続ポイントを許して第2ゲームを落とし、ゲームカウント1-1に追いつかれました。
両者譲らずの第3ゲームは、張本選手のバックハンドが中国を追い詰めます。6-6から日本が早田選手と張本選手の巧みなコンビネーションをみせると、最後は張本選手がしゃがんでコースを作ったところに早田選手のスマッシュで得点。この得点で流れを引き寄せた“ひなみわ”ペアは第2ゲームの借りを返すかのような5連続ポイントで第3ゲームを制しました。
ゲームカウント2-1で勝利に王手をかけた日本でしたが、第4ゲームは中国が意地を見せる展開。序盤から大量リードを許しますが、徐々に日本が流れを引き寄せ、6-8まで追い上げを見せると、中国にタイムアウトを取らせます。しかし、その後中国が3連続ポイントで第4ゲームを制し、勝敗は最終第5ゲームに託されました。
運命のファイナルゲームは日本が攻めの姿勢を見せて先制するも、4-4と追いつかれ、日本がタイムアウトを取ります。すると、タイムアウト後に張本選手のバックハンドが炸裂。流れを引き寄せた日本は4連続ポイントで中国を引き離しますが、中国も負けじと4連続ポイントで9-9の同点とすると、日本はデュースに持ち込みながらも、最後はシングルス世界ランク2位・3位の中国ペアに惜敗。惜しくも先に1勝を挙げることはできませんでした。
日本は第2試合のシングルスに平野美宇選手が登場。第3試合以降のシングルスには、張本美和選手、早田ひな選手、平野美宇選手の順で出場し、打倒中国に臨みます。