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大躍進"りくりゅう"ペア "神写真"がとらえた信頼感

2022年2月2日 11:39
大躍進"りくりゅう"ペア "神写真"がとらえた信頼感
撮影:小海途良幹(スポーツニッポン)

北京五輪フィギュアスケートの見所をカメラマンの視点で紹介するシリーズ。第8弾は、ペアの三浦璃来・木原龍一組です。名前の"りく"と"りゅういち"から、"りくりゅう"と呼ばれる2人は今季大躍進。スポーツニッポンの小海途良幹カメラマンに聞きました。

■団体メダルのカギ

こちらは2021年11月、主要な国際大会・グランプリシリーズNHK杯での1枚。

「スケートが楽しそうな様子ですね。演技中にも信頼感が見えます」

スケートが楽しい・・・演技からそんな思いが伝わってくる20歳の三浦選手と29歳の木原選手。2人は、NHK杯で3位。そしてスケートアメリカでは、2位とグランプリシリーズで2戦続けてメダルを獲得しました。

2人の練習拠点はカナダ。新型コロナが拡大する中、カナダで練習を続けたものの、試合に出る機会は大幅に減少しました。

「コロナ禍で孤独なこともあったと思いますが、人前で滑れる楽しさを感じます」

一般的に、ペアの競技はシングルに比べて、撮影するのが難しいといいます。

「2人が揃っていないといけないですし、その上で2人の顔と体のラインがきれいな写真というのは難しいです。シャッターチャンスはシングルと比べて少ないですね」

それでも2人は良い写真が撮れると小海途さんはいいます。

「2人はお互い良い表情を出してくれるから少ないチャンスでも良い写真が撮れるんです。2人の動きがあっていてポジションもきれいです。身長や体格差のバランスもいいですね」

また2人の活躍は、2月4日から始まるフィギュアスケートの団体でも期待されています。日本はこれまで、男女シングルは世界のトップレベルでしたが、ペアやアイスダンスのカップル競技が弱点でした。2014年のソチ五輪、そして2018年の平昌五輪では団体はいずれも5位。今回、三浦・木原組の躍進で、日本初の団体メダルが期待されています。

*スポーツニッポン・小海途良幹カメラマン
主に五輪競技やサッカーを担当。
2017年からフィギュアスケートを撮影。
写真集「YUZU'LL BE BACK」「Mao Thanks Memories」