ボクシング元世界バンタム級4団体統一王者で7月に新階級のスーパーバンタム級初戦を控える井上尚弥選手が9日、自身のツイッターを更新。8日にボクシングデビュー戦を行った那須川天心選手についてコメントしました。

「みんなさ、デビューしたばかりの天心と俺を比べるのは流石に可哀想だからやめーや」と語った井上選手。

キックボクシングと総合格闘技で47戦無敗、「キックボクシング史上最高の天才」と称された那須川選手は2月にボクシングのプロテストに合格。4月8日、日本バンタム級2位の与那覇勇気選手とのスーパーバンタム級6回戦でデビューしました。試合はその実力を遺憾なく発揮する展開に。第2ラウンドでダウンを奪うと、相手を圧倒。3-0の判定勝ちを収めました。

“神童”那須川選手の満を持してのボクシングデビューにファンからはSNSで1月に同階級へと転向した井上選手と比較されていました。

井上選手は那須川選手について「素材は一流だからいつか戦える日が来るまで楽しみにしておる」と将来的な展望を明かしました。

その上で「そして俺も絶対に負けられない、、」と7月に延期した現WBC・WBO統一王者のスティーブン・フルトン選手とのスーパーバンタム級初戦に向け、意気込みを語りました。