2022年度ボクシング年間表彰式が、22日都内で行われました。

昨年12月に世界バンタム級4団体統一チャンピオンとなった井上尚弥選手は5年連続、歴代最多6度目となる最優秀選手賞を受賞。副賞の和牛のグラム数に井上選手も思わず笑顔をみせました。

受賞に際し 「すごく光栄なことです。自分自身やってきた成果がこういう形として受賞をいただくことはうれしいことですし、また今年頑張ろうという気持ちになります」と喜びのコメントした井上選手。

さらにスーパーバンタム級転向後の初戦については、WBC＆WBO世界同級統一王者スティーブン・フルトンと対戦の可能性が報じられているなか、「今年春に予定されている試合、もうじき発表できるかなというところまできているので、そこの試合に向けて抜かりなくやっていくだけですね」と語ると、すでに対策も練っているようで、「フルトンの映像しか見てないですよ。見て気がついたことはあるけど、ここで言っちゃうと、もし向こうの陣営に見られたときのヒントになっちゃうので。（戦略は）あります」と明かしました。

また、表彰式では副賞として、53.52キロ＋30グラムのA5和牛、能登牛が贈呈。バンタム級の重量53.52キロと、4団体統一戦の計量時に井上選手がオーバーしてしまった30グラムを掛け合わせたプレゼント。