◇プロ野球オープン戦　DeNA2-1広島（11日、横浜スタジアム）

広島はDeNAに逆転負けでオープン戦4連敗となりました。

3試合連続完封負けでの打線は4回、4番ファーストに入った新外国人のモンテロ選手がジャクソン投手から先制のソロ。チームに34イニングぶりの得点をもたらします。

しかし5回、3番手でマウンドに上がった9年目の左腕、高橋昂也投手が四球でランナーを出すと、宮崎敏郎選手に2ランを献上。試合をひっくり返されます。

7回は途中出場の山足達也選手がヒットで出塁するも、続く林晃汰選手が併殺。8回は2アウトから矢野雅哉選手の二塁打で好機をつくるも、あと一本が出ず。9回も先頭の山足選手がヒットでチャンスメークするも、後続が併殺でゲームセット。6安打1得点で敗れ、オープン戦4連敗となりました。

打線は唯一の得点となったモンテロ選手がオープン戦2本目のアーチ。7試合で打率.375と順調な調整をみせています。また現役ドラフトで加入の山足選手は2安打と結果を残しました。

投手陣では、高橋投手が失点したものの、先発の床田寛樹投手が3回1安打ピッチングで無失点投球。現役ドラフトで加入した鈴木健矢投手は2番手で1回無失点、4番手の河野佳投手や5番手の森浦大輔投手、6番手の塹江敦哉投手と無失点投球をみせるなど、DeNA打線を6投手で2安打に封じました。