サッカーJ2リーグの藤枝MYFCは4日、チーム内で集団食中毒が発生したことについて、現在の選手やスタッフの状況を報告しました。

藤枝MYFCは2月28日に、トップチーム内で選手とスタッフ計25人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴えていて、集団食中毒が発生したことを発表。翌日3月1日に行われた第3節ブラウブリッツ秋田戦では、前の試合から6人のスタメンが入れ替わって挑みます。チームは先制されながらも逆転勝利。窮地を乗り越え今季初白星には、ピッチ上で涙を流す選手もいました。

現在の選手やスタッフの状況について、「全体としては回復傾向にありますが、自宅療養を続けている選手・スタッフもまだ数名いる」として、「引き続き保健所や医療機関等とも連携の上、クラブ関係者による経過観察を継続します」と報告。

また、窮地を乗り越えてつかんだ1勝には、「前例のない難しい状況下において、3月1日（土）のブラウブリッツ秋田戦でいただいた皆様からの応援は、弊クラブにとって決して忘れることのない大切なものとなりました。今シーズン初勝利に導く大きな力を私たちに与えていただいたことに対し、クラブ一同、心よりお礼を申し上げます」と感謝の言葉を述べました。