トランポリン世界記録・西岡隆成、驚異の肉体に迫る! さらに意外な一面も「観覧車も怖いです」
◇安村直樹アナウンサーが『スマホで撮ってきました!』◇
トランポリンの日本代表で、世界選手権銀メダリストの西岡隆成選手に、日本テレビ安村直樹アナウンサーが取材。驚異的な演技を可能にする肉体を『スマホで撮ってきました!』
10月に行われたトランポリンの全日本選手権で3連覇を達成した西岡選手。さらに2021年の世界選手権では、前人未到の演技を見せました。
西岡選手「3回宙返りのことを"トリフィス"と言うんですけど、7トリと言って、3回宙返りを7本(入れた構成)。自分がワールドレコードを出した構成になります」
10本の宙返りの難しさや美しさで得点を争うトランポリン。西岡選手は10本中7本を3回宙返りで行う、超高難度の演技に成功すると、技の難度で世界記録を樹立し見事銀メダルを獲得しました。
安村アナ「跳んでいる高さは何メートルくらいになるんですか?」
西岡選手「トップ選手で言われてるのは、7、8メートルくらいでビルの3階ぐらい。極端ですけど、ジェットコースター。高く登ってそのまま降りるので、ジェットコースターには近いと思うんですけど、自分ジェットコースターは乗れないです(笑)」
安村アナ「高いところは大丈夫?」
西岡選手「いや、観覧車とかも怖いです」
安村アナ「よくトランポリンやろうと思いましたね」
西岡選手「本当に自分の小さい頃を疑います」
安村アナウンサーもトランポリンに挑戦することに。
安村アナ「これ何メートルくらい跳んでいますか?」
西岡選手「1メートルも跳んでないですね」
安村アナ「えーうそぉ!!」
超人技を肌で感じた安村アナですが、西岡選手の演技を間近で見ると、ある発見が。
安村アナ「踏み込んだときにトランポリンが『ぐー』っと沈んで、体に相当負荷がかかっていると思ったんですけど」
西岡選手「自分の体重の約10倍ぐらいかかっているって言われていて、体重が60キロなので600キロぐらいの負荷は掛かっている」
高負荷に耐える西岡選手の体はまさに彫刻。
脚の力で跳ぶ印象がありますが、腹筋や背筋を見ると、全身を使って高い跳躍を生み出していることがうかがえます。
西岡選手は16日から行われるブルガリアでの世界選手権へ向けて、「去年は2位を取らせていただいた。(高い)難度点をやることは、自分の名前を海外に売り出す、自分を知ってもらうためにやったこと。やはり今年は本当に勝ちにいく前提で、金メダルを目指して頑張っていきたいと思います」と目標を語りました。