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「まずはカーブを仕上げる」巨人ドラ1・西舘勇陽がブルペンで初変化球 トラックマンでデータチェックも

2024年1月22日 16:37
「まずはカーブを仕上げる」巨人ドラ1・西舘勇陽がブルペンで初変化球 トラックマンでデータチェックも
ブルペンで初めて変化球を投げた巨人ドラフト1位・西舘勇陽投手
新人合同自主トレを行うプロ野球巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手が22日、ブルペンで初めてカーブを投げ、感触について語りました。

キャッチャーを立たせた状態で、カーブを織り交ぜながら30球投じた西舘投手。「変化球は今年に入ってから1球も投げてないので慣れるために投げた。(感触は)全くです。本当にもう、これから今までの感覚に近づけていく」と語りました。

カーブを投じた理由については、「イメージの中で、カーブの投げ方が一番いい。まずは一番最初に変化球の中ではカーブを仕上げていって、そこから他の球種をどんどんのばしたい」と明かしました。

カットボールやスライダーを得意とする西舘投手ですが、横に曲がる変化球は肘を下げた方が曲がりやすいため、リリースポイントが下がってしまうといいます。それがストレートの質の低下につながるため、縦に投げるカーブから仕上げていくといいます。

大学時代から試合前の投球練習では必ず最初にカーブを投げていたという西舘投手。プロに入ってからもそのルーティンを継続させていきたいと話しました。

西舘投手は、投球後にタブレットを使用しトラックマンのデータをチェックしました。「大学の時もラプソードとかを使っていた。リリースポイントの高さと回転軸というところを一番気にしている」と話し、この日の最速は144キロ、7割程度まで仕上がっていると明かしました。

新人合同自主トレは26日まで行われ、西舘投手は2月1日からの春季キャンプを1軍メンバーとしてスタートします。