【スピードスケートW杯で初V!吉田雪乃】 日本人女子では3季ぶり
長野県で24日まで行われたスピードスケートワールドカップの第1戦・女子500メートルで、盛岡工業高校出身の吉田雪乃選手が初優勝を飾りました。日本人の女子としては、3シーズンぶりの優勝です。
スピードスケートのワールドカップ第1戦。「表彰台を狙いたい」と臨んだ盛岡工業高校出身で21歳の吉田雪乃選手は、前半の100メートルを全体の2位で通過した勢いのまま、ゴールを駆け抜けました。
自己記録を0.18秒上回る37秒74の好タイムで見事ワールドカップ初優勝です。
この種目で日本勢の優勝は、2021年11月の小平奈緒選手以来、3シーズンぶりとなりました。
吉田雪乃選手
「実感が湧かなかったというか、自分が優勝できるなんて思ってもいなかったので、信じられない気持ちだった。自己ベストなのでうれしいなっていうのが一番です」
今大会3日間で出場した500メートル2本は優勝と4位。格下のBクラスの1000メートルでは、1位という結果だった吉田選手。
すべての日程を終えた昨夜、テレビ岩手の取材に応じてくれました。
吉田選手
「1回目で良いスタートを切れたのは自分にとって自信になることではあるが、その反面、弱いところも出たようなレースがあったので、 まずはこの結果はこの結果で受け止めて、次に向かってしっかり滑れるような状態を準備していきたい」
吉田選手は、来シーズンに迫ったミラノ五輪の代表入りへ力強く名乗りを上げました。