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「こんな姿初めて見た気がする」オリックス・山本由伸 屈辱の自己ワースト7失点

2022年5月3日 19:59
「こんな姿初めて見た気がする」オリックス・山本由伸 屈辱の自己ワースト7失点
3日のソフトバンク戦、自己ワー スト7失点で2敗目を喫したオリ ックス・山本由伸投手
◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク7-3オリックス(PayPayドーム)

昨季投手4冠・沢村賞やリーグMVPを獲得した山本由伸投手が、3日のソフトバンク戦に先発。

3-3で迎えた6回に柳田悠岐選手から自身初となる満塁ホームランを被弾。自己ワースト7点を失い、今季2敗目となりました。

4月19日に自身の連勝が「18」でストップしたソフトバンク戦以来となる同一カード。

山本投手は3回、甲斐拓也選手・三森大貴選手のヒット、牧原大成選手に四球で1アウト満塁のピンチを招くと、バレラ選手のファンブルにより先制点を許します。

続く4回、池田陵真選手の同点タイムリーで試合を1-1の振り出しに戻しますが、山本投手はその裏に再び2アウト1、3塁のピンチを招くと三森選手・牧原選手から連打を浴び、2失点。3-1とされてしまいます。

続く5回、チームは同点に追いつきますが、6回に1アウト満塁のピンチを招くと柳田選手を迎えます。

高めのストレートを中心にストライクを先行させますが、柳田選手にファウルで粘られると、7球目の甘めに入ったストレートを捉えられ、満塁ホームランを浴びます。これを打たれた山本投手はマウンド上でがっくりした様子、このタイミングで降板しました。

山本投手は6回途中まで投げ、投球数124、被安打10、被本塁打1、奪三振3、失点7(自責点6)の内容でした。

その後、オリックス打線はつながらず、3-7のまま試合は終了。チームは2連敗となりました。

オリックスの絶対的エースのまさかの結果に「由伸のこんな姿初めて見た気がする」「山本由伸が自己ワースト7失点。山本由伸も人間だったんだな」といった声が上がっています。