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「今日ファンになりました」台風の目となったヤンキースの23歳・ボルペ グランドスラムや気迫のプレーでヤンキース勝利の立役者に

2024年10月30日 15:10
「今日ファンになりました」台風の目となったヤンキースの23歳・ボルペ グランドスラムや気迫のプレーでヤンキース勝利の立役者に
全力プレーで追加点をもぎ取るヤンキースのアンソニー・ボルペ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLBワールドシリーズ第4戦 ヤンキース11-4ドジャース(日本時間30日、ヤンキー・スタジアム)

ヤンキースの23歳のアンソニー・ボルペ選手がワールドシリーズ第4戦で勝利の立役者となりました。

初回ドジャースの先制ホームランでいきなりピンチを迎えますが、2回にボルペ選手の盗塁成功から1点を返しました。

さらに3回、2アウト満塁のチャンスを作ると、ボルペ選手が初球スライダーをすくい上げ逆転満塁ホームランを打ち取ります。

ボルペ選手の猛攻はこれで終わらず、8回に全力疾走でツーベースヒットで出塁、次の打者の際には盗塁に成功します。さらに内野ゴロの打球にヘッドスライディングでホームを踏むなど台風の目となる活躍を見せます。

これに引っ張られるようにトーレス選手がスリーランホームランを放ちさらにリードを広げると、不振が嘆かれていたジャッジ選手がワールドシリーズで初めてタイムリーヒットをあげ、ヤンキースはこの回だけで5点の大量得点。11-4とドジャースを大きく引き離しました。

これまでヤンキースの強力打線としてジャッジ選手、ソト選手、スタントン選手の3選手が注目されていましたが、今試合で若手のボルペ選手に一気に注目が集まりました。

ボルペ選手の活躍にSNSは、「ヤンキース、ボルペのおかげで勝ったな」「ボルペ気迫の走塁で完全に火ついたな」「ワタシは今日、ボルペのファンになりました」と賑わいを見せました。
最終更新日:2024年10月30日 15:10