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【夏の甲子園】聖光学院が初出場の共栄学園破る 16安打の猛攻で2年連続2回戦進出

2023年8月6日 17:01
◇第105回全国高等学校野球選手権記念大会 1回戦 聖光学院(福島)9ー3共栄学園(東東京)(6日、甲子園球場)

第2試合に、2年連続18回目の出場となる聖光学院(福島)と初出場の共栄学園(東東京)の1戦。

プレイボールの初球を共栄学園の笹本裕樹選手(3年)のライト前ツーベースで試合が始まります。

無得点で迎えた4回裏の聖光学院の攻撃、先頭の杉山由朗選手(3年)が内野安打で出塁すると、続く三好元気選手(3年)がツーベースヒットでランナーをためます。

1アウトとなり、松尾学武選手(3年)がスクイズ成功。聖光学院に先制点をもたらします。さらにその後、片山孝選手(3年)の犠牲フライで聖光学院が2点リードをします。

さらに5回にも聖光学院は打者9人の攻撃で4点を追加。6点のリードで今大会から導入された「クーリングタイム」に入ります。暑さ対策として、5回終了後に10分間の休息を挟み、水分摂取や、送風機にあたり体を冷やせます。

そのクーリングタイム明けに聖光学院の先発・小室朱生投手(3年)にアクシデント。1アウトをとったあとに、足を気にする姿があり、6回途中で降板。打者17人に対し80球、2安打、4奪三振、1四球で星名竜真投手(3年)にマウンドを託し、6回を無失点に抑えます。

6回にも1点を追加した聖光学院でしたが、7回に共栄学園の猛攻にあいます。共栄学園先頭の3番・横田優生選手(3年)にセンター前ヒットを打たれると、続く菊池虎志朗選手(3年)に死球を与え0アウト1・2塁のピンチ。その後ランナーを進められ迎えるのは代打・渡辺修選手(3年)。タイムリーを打たれ1失点。さらにこの回、8番・早川飛翔選手(2年)に2点タイムリーを打たれ4点差まで詰め寄られます。

それでも、8回に2点を追加した聖光学院。計16本のヒットで勝利した聖光学院は2年連続2回戦進出です。
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