◇プロ野球セ・リーグ 中日3ｰ2広島(1日、バンテリンドーム)

3-2と逆転に成功した場面、9回マウンドに向かった中日の守護神、マルティネス投手。

先頭打者の會澤翼選手にいきなり、センター前に運ばれると、代走の曽根海成選手の盗塁で2塁に進塁されます。

そして、2アウト2塁の場面で、広島は代打に長野久義選手を送り込みます。

しかし、ここはマルティネス投手がサードゴロに打ち取り、中日は本拠地で初勝利を収めました。

マルティネス投手は本拠地で今季初めてのセーブ。また、8回まで粘りのピッチングを続けた大野雄大投手に勝ちがついています。

立浪和義監督も本拠地での初勝利に「勝てばうれしいです。ずっと負けが続いていましたし、きょうもミスから逆転されたり、序盤打てなかった中で、8回しっかりよくつないで、逆転したので、こういうのを力に変えていってほしいなと思います」と安堵(あんど)の表情。

大野投手については「8回まで抑えたのはきょうの逆転につながったので、ピッチャー勝てば、マウンドで余裕が出てくると思いますから、彼には期待していきたいと思います」と話しました。

「なかなか打線が打てなくて、われわれ以上にファンの方も相当モヤモヤしたと思うんですけど、少しずつ、こういった試合ができるようにあしたからやっていけたらと思います」