◇プロ野球セ・リーグ 中日6-4阪神（15日、甲子園球場）

延長10回に大島洋平選手がタイムリーを打ち、中日が延長戦を制しました。

中日は2点を追いかける9回、1アウト2、3塁のチャンスで岡林勇希選手がタイムリーを打ち、土壇場で同点に追いつきます。

そして延長10回、2アウト1、2塁のチャンスを作ると、ここまで3安打を打っている大島選手が、ライトへ決勝のタイムリーを打ち、中日が勝利しました。

▽以下、大島選手のヒーローインタビュー

――延長10回の打席。どんな気持ちでしたか？

「あいてのラッキーなミスで流れがこっちに来たので、自分が決めてやると思って打席に入りました」

――追い込まれてから粘って、追い込まれて意識、狙い球は？

「追い込まれていたので、バットに当てようと思って、うまく対応できたと思います」

――打球が落ちた瞬間はどうでしたか？

「（ランナーがホームに）かえってくれと思いました」

――見事な勝ち越しのタイムリー。6月8日以来の猛打賞。そして4安打ですよ。

「なかなか3本目がでなくて、自分自身も満足いく成績が残せてないですけど、とにかく1日1日1本でも多くヒットを打てるように頑張りたいと思います」

――おおきな記録（通算2000安打）にも近づいてきていますが、9回の一打同点の場面で、同点につながるつなぎの一打も見逃せませんね。

「うまくランナーが進んでくれたのでよかったです」

――チームは2カード連続勝ち越しで甲子園に乗り込んできました。9回に2点差を追いついて、そこからの勝ち越し。大きな1勝ではないでしょうか？

「前半戦ここで最後ですので、何とか今日という気持ちで全員挑みましたし、1つ取れたので、明日この勢いで勝って、勝ち越しを決めたいと思います」

――オールスターまであと2試合。明日・あさって、どんな活躍を見せてくれますか？

「とにかく最後まで全力でチームの勝利につながるようなプレーしていきたいと思います」