◇プロ野球セ・リーグ　DeNA1-0巨人(25日、横浜スタジアム)

DeNA・エスコバー投手が好救援でピンチを切り抜け、1-0の勝利に貢献しました。

1点リードの7回、ここまでゼロに抑えてきた先発・大貫晋一投手が突如崩れ2つの四球などで1アウト1、2塁のピンチを招きます。

三浦大輔監督はここで伊勢大夢投手にスイッチ、8番・吉川尚輝選手をファーストゴロに打ち取り2アウト2、3塁とします。

同点に追いつきたい原辰徳監督は続くピッチャーの打順で代打・梶谷隆幸選手を起用。三浦監督もサウスポーのエスコバー投手をマウンドへ送ります。すると原監督も“代打の代打”で右打ちのウォーカー選手を送ります。

初球は155キロで空振り、2球目も155キロでファウルとすると、最後はスライダーを振らせ空振り三振。エスコバー投手に軍配が上がりました。

ベンチに戻る際には牧秀悟選手とハイタッチをかわしたエスコバー投手。5年連続で50試合以上に登板し、チームの貴重な中継ぎとして活躍してきましたが今季は38試合に登板し防御率4.80と不調気味。それでも今月登板した7試合では防御率0.00と復調を見せています。

そして試合後のヒーローインタビューでは、インタビュアーの質問に対し「オトコハダマッテナゲルダケ」を連発。球場のファンを盛り上げました。

SNSでは「エスコバー完全復活や」「これが9月のエスコバーじゃ」「ナイス火消しですわぁ」と称賛のコメントが寄せられています。