◇プロ野球セ・リーグ　中日ー阪神(25日、バンテリンドーム)

この試合前まで158安打の阪神・中野拓夢選手と157安打の中日・岡林勇希選手。最多安打数を競う2人ですが、初回から互いにヒットが飛び出しました。

中野選手は相手ピッチャーのグラブを弾く当たりで内野安打の判定。思わず笑みがこぼれます。一方、岡林選手は右中間へクリーンヒットを放ちました。これで中野選手は159安打、岡林選手は158に数字を伸ばしました。

岡林選手は昨季161安打でセ・リーグの最多安打をマーク。2年連続での『個人タイトル』を、中野選手は初のシーズン最多安打を目指しています。

阪神と中日はこの日の試合を含め、今季は残すところあと7試合。同じく残り7試合でこの日、巨人との試合に出場しているDeNA・牧秀悟選手も試合前までに157安打。この3人が4位以下に10本以上の差をつけています。打者の個人成績でも熱戦を繰り広げています。