甲子園への切符をかけた夏の高校野球県大会は23日、ベスト8が激突し、第1シードの工大福井は、3人の好投手を擁する北陸に敗れ、姿を消しました。

福井市のセーレンドリームスタジアム(県営球場)で行われた第1試合は、第1シードの工大福井と北陸が対戦しました。試合が動いたのは4回。好投を続けてきた工大福井の先発･篠原が、フォアボールと悪送球などで1死2･3塁のピンチを招くと、北陸の5番･篠田に走者一掃のタイムリー2塁打を打たれ、2点を先制されます。

一方の打撃陣は、北陸の3人の投手陣を前に決め手を欠き、最終回も得点圏にランナーを進めますが、ライトフライで試合終了。0対2で敗れ、工大福井は準々決勝で姿を消しました。

一方、敦賀市総合運動公園野球場では、第1試合で11年ぶりにベスト8に進出した福井農林と第4シードの福井商業が対戦。福井商業は先発の前川が、5回までの参考記録ながら完全試合を達成し、10対0(5回コールド)でベスト4進出を決めました。

この他の試合結果は、以下の通りとなりました。
敦賀気比 7－2 若狭
敦賀 6－1 坂井

準決勝の対戦カードは以下の通りで、25日(木)に福井市の県営球場で開かれます。
第1試合：北陸 対 福井商業
第2試合：敦賀気比 対 敦賀