コロナ禍で戦後初の中止に 3年前「夏の甲子園」に立てなかった敦賀気比ナインが夢舞台で野球楽しむ
3年前コロナ禍で「夏の甲子園」が戦後初の中止となり、当時夢舞台に立てなかった敦賀気比ナインが憧れの場所で仲間たちとの野球を楽しみました。(11月29日)
29日「あの夏を取り戻せ」と題して、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で交流大会が行われ、3年前に県大会で優勝した、敦賀気比高校野球部の当時の3年生たちが参加しました。
岡村匠樹キャプテンは「中止になったときは頭真っ白になった。1年2年と経って後輩たちが甲子園行くのを見ているとなぜ僕たちだけなのか」と悔しい思い出を振り返りました。
憧れの舞台での約5分間のシートノックに、いまでは大学生になり髪型や体型が変わったメンバーたちから笑顔があふれていました。
岡村キャプテンは「久しぶりにみんなでこのユニフォームを着て野球ができてとても幸せです。福井は3年間思い出がある所ですし、福井のみなさんにこうした姿を見せることができて良かったと思います」と感慨深げに語りました。
敦賀気比のメンバーは12月1日の交流試合で山口県の高川学園と対戦することになっています。