卒業を迎えた“県内の高校生アスリート”…福尾遥真選手 福島

この春卒業を迎えた県内の高校生アスリートについて。すでにプロの世界で一歩を踏み出した選手がいます。
今月1日、学法石川高校。千葉県出身野球部の福尾遥真選手。
■福尾遥真選手
Q高校生活で印象に残っていること「33年ぶりに甲子園でたことが印象に残っている。甲子園で3本ヒットが打てたのは自分が夢に見ていたプロ野球選手に近づけた一つの要因」
去年秋のプロ野球ドラフト会議で、埼玉西武ライオンズから育成6位で指名を受けた福尾選手。すでに、プロ野球選手としての生活をスタートさせました。
■福尾遥真選手
「ここらへんは通用するかなと思ったところがなかなか通用しなかったり」
安定した守備で1年生秋からスタメンを勝ち取り、2番ショートとして活躍。去年春に学法石川が33年ぶりに出場したセンバツでも優勝校・健大高崎相手に存在感を発揮しました。リベンジに燃えた夏の県大会。決勝に進むも甲子園には、あと一歩及びませんでしたが…
■福尾遥真選手
「3軍からのスタートで這い上がらないといけないですし、夏大会の悔しい思い、苦しい思いもプロに入ってからも活きるんじゃないかなって」
そして、幼いころからプロ野球選手を目指していた福尾選手の原動力となっていたのは。
■福尾遥真選手
「一番はお母さんの存在ですし…」
母子家庭で育った福尾選手。一番近くで支えてくれたのは母・友美さんでした。
■福尾遥真選手
「金銭的にもきつかったと思うんですけど自分の身を削ってまで好きなことやらせてくれたので感謝してます」
高校生活での悔しさと母への感謝の気持ちを胸にこれからの活躍を誓います。
■福尾遥真選手
「まずは支配下登録を勝ち取って日本代表のショートとして日本一のショートになれるように頑張ります」