【広島】秋山翔吾が逆転サヨナラHR 34歳最後の試合を最高の結果で締めくくる
広島・秋山翔吾選手
◇プロ野球セ・リーグ 広島5x-4ヤクルト(15日、マツダスタジアム)
秋山翔吾選手の逆転サヨナラ2ランホームランで、広島が勝利しました。
1点差で迎えた9回、2アウトから代打・堂林翔太選手が四球で出塁すると、打席には打率.419と当たっている秋山選手。
ヤクルトの守護神・田口麗斗投手が投じた初球の外角へのスライダーを捉えると、打球はレフトスタンドに入り、逆転サヨナラ2ランホームランとなりました。
明日16日は35歳の誕生日の秋山選手。ヒーローインタビューで「34歳をこれで締めくくったので、明日からまた新しい35歳という年を、いい1日から1年間にしたいと思います」と話しました。
▽以下、秋山選手の主なヒーローインタビュー
――土壇場で大きな仕事をやってのけましたね?
「前のイニングからピッチャーがしっかり抑えてくれて、最後2アウトから堂林がしっかり四球を取ってくれたので、いい形になってよかったです」
――2アウトから堂林選手が四球。どんな気持ちで打席に入られたのでしょうか?
「1人で決めるとは全然思っていなかったんですけど、とにかく思い切って、アウトになっても仕方ないと思って、それを表現できたかなと思います」
――スタンドインしたときのお気持ちはいかがでしたか?
「レフトも下がっていたので、もう捕らないでくれと。でも入って、皆さんの歓声が聞こえてホームランだと分かりました」
――ナインの祝福、ベンチに戻った後、どんなお祝いがあった?
「戸根(千明)が僕のことを持ち上げ続けるので、地に足が着いてなかったんですけど、前のイニングをしっかり抑えてくれたので、よかったなと思います」
――粘り強い戦いが続いているが、チームの雰囲気は?
「まず昨日の悪天候の中で試合をやれる環境を作ってくれたグラウンドキーパーの方のおかげで、きょう皆さんが見に来られているので、よかったと思います」
――ファンへ一言お願いします。
「苦しい試合もいっぱいありますけど、こっちに来てからたくさんホームで勝てているので、みなさん喜んでいただいていると思うので、それを続けられるように、34歳をこれで締めくくったので、明日からまた新しい35歳という年を、いい1日から1年間にしたいと思います」