カープの１軍は１３日から沖縄キャンプをスタート。あいにくの雨でしたが、ブルペンは熱気に包まれました。

雨の中のスタートとなった沖縄キャンプ初日。熱気を帯びたのは２０人が投げ込んだブルペン。注目を集めたのは開幕投手候補の２人です。

まずは投手陣最年長の大瀬良。「制球とバランスを意識した」と６７球。このキャンプでは、巨人・戸郷の握りで投げるフォークボールを改良中。手応えは「まだまだ」としながらも、実戦に向け調整を進めます。

■広島東洋カープ　大瀬良大地 投手
「しっかりと落ちてくれるときはボール２個３個分くらい。今年のフォークの方が落差はあるので」
「まずはブルペンでの確率を上げてそれから対バッターに投げることができたら良い」

初の開幕投手を狙う森下は「まずは全球種の感覚を試したかった」と、予定通りという３０球を投じました。

■広島東洋カープ　森下暢仁 投手
「大地さんもブルペンに入って量を投げていますし、負けないようにしっかり投げられたら。あとは結果が全てだと思うので練習試合・オープン戦で良いパフォーマンスを出せるよう」

そして、ブルペンに駆けつけた指揮官が熱い視線を送ったのは玉村。「投げ込もうと思っていた」と、１３日の投手陣では最多となる１０３球を投じました。２０２４シーズンにプロ初完投勝利を挙げ、期待が集まる６年目左腕は、開幕ローテーション入りへ闘志を燃やします。

■広島東洋カープ　玉村昇悟 投手
「今は開幕ローテを目指してやっているが、一個でも先発のローテのなかでも上の優先順位にいけるように、床田さん・森下さん・大地さんを追い越すようなつもりでやっています」

（２０２５年２月１３日放送）