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夏の甲子園出場校をかけて 高校野球県大会決勝「阿南光vs鳴門渦潮」は劇的な幕切れ【徳島】

2024年7月29日 19:55
夏の甲子園出場校をかけて 高校野球県大会決勝「阿南光vs鳴門渦潮」は劇的な幕切れ【徳島】
7月29日、夏の甲子園を目指す全国高校野球徳島県大会は、決勝がおこなわれ、春のセンバツベスト8の阿南光と、ノーシードから勝ち上がった鳴門渦潮が対戦、タイブレークにまでもつれ込む激戦となりました。

鳴門渦潮の岡田、阿南光の吉岡の両エースは、ともにランナーを背負いながらも得点を許さず、試合は4回まで進みます。

5回、ついに試合が動きます。

阿南光は先頭のキャプテン井坂が2塁打を打ち、8番・戸田が送りバント。

(実況)
「バントしてきました。3塁に投げるか、3塁は見ない、1塁に送球、1塁が悪送球になった。ホームイン、先制点は阿南光」

なおも送りバントでランナー3塁とし、バッターは1番・矢藤。

(実況)
「インコースにきて打った~、レフト前」

レフト前へのタイムリーで2対0とします。

鳴門渦潮も食らいつきます。

犠牲フライとスクイズで同点に追いつくと、1番・藤原のタイムリーツーベースで逆転に成功します。

リードを許した阿南光は、8回、3番・福田。

(実況)
「打ちました、いい当たり、右中間大きな当たり、右中間まだ追ってる。入った、ホームラン」

値千金の一発で振り出しに戻すと、試合はタイブレークに突入します。

(実況)
「タイブレークです、ノーアウトランナー2塁1塁から始まります」

阿南光はランナーを送って、バッター2番・福島。

内野の前進守備の頭上を越える打球で2点入り、5対3とします。

(実況)
「前進守備、こえていきました」

土壇場の10回裏、鳴門渦潮はバントでランナーを送って、2番・古住。

(実況)
「打ちました、大きい当たり、センター追っていく、抜かれた。3塁ランナーホームイン、2塁ランナーホームイン、打ったランナーはセカンドベース上でガッツポーズ。2点返した、再び同点」

(実況)
「ツーアウト、ランナー2塁。打ちましたいい当たり、ショートをこえたレフト前、転がっていく、ランナー古住が返ってくる。吉岡、夏に散る」

鳴門渦潮が阿南光を6対5で下し、7年ぶり8回目の甲子園出場を果たしました。

(鳴門渦潮高校 森恭仁監督)
「信じられないです。こんな展開にできたということもだし、最後勝ち切れたことが一番信じられないです。(Q.チームのみんなに最後一言)ありがとう」

(鳴門渦潮高校 岡田力樹投手)
「味方信じて投げて、逆転してくれて、とても嬉しいです」
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