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息詰まる接戦の結果は...全国高校野球選手権徳島大会準々決勝「阿南光vs徳島科学技術」【徳島】

2024年7月24日 18:14
息詰まる接戦の結果は...全国高校野球選手権徳島大会準々決勝「阿南光vs徳島科学技術」【徳島】
夏の甲子園を目指す全国高校野球選手権徳島大会、7月24日の準々決勝、阿南光と徳島科学技術の対戦は息詰まる接戦となりました。

準々決勝の第1試合。

センバツベスト8、第1シードの阿南光に対し、徳島科学技術が食らいつきます。

初回、エラーで出塁したランナーを3塁まで進めると、阿南光の先発の吉岡がワイルドピッチ。

1点を先制します。

そのウラに、逆転を許した科学技術は3回。

先頭バッターの川原が右中間を破るスリーベースヒットで同点のチャンス、ここで科学技術のとった作戦はスクイズ、同点に追いつきます。

さらにランナー2塁とし、5番宮内が左中間へのツーベース。

3対2と逆転します。

追いつきたい阿南光は6回、ヒットとデッドボールで1塁2塁のチャンス。

ここでバッターは8番の戸田、レフト前にはじき返し、これで2塁ランナーが生還。

さらに送球エラーの間に1塁ランナーも一気にホームへ、阿南光が逆転します。

再び追いかける科学技術は8回、先頭6番の野口がツーベースヒットで出塁。

その後、3塁まで進みます。

ここで阿南光のキャッチャーがパスボール、終盤に科学技術が同点に追いつきます。

しかし、最後は阿南光が底力を見せました。

そのウラ、3番福田がフェンス直撃のツーベースヒットで勝ち越しのチャンスを作ると、5番吉岡の打球は深く守っていたセンターの前へ、これで2塁ランナー福田が一気にホームを狙います。

結局、阿南光が5対4で接戦を制し、べスト4一番乗りを決めました。

敗れた徳島科学技術、初のベスト4進出はなりませんでした。

(徳島科学技術 北谷雄一監督)
「これから野球なくなることもあると思う。人生は敗者復活戦だから。人生で勝ち続けている奴はいないから。負けたところから何を学んで、どうやって生きていくか」

最後の夏、徳島科学技術ナインは見事な戦いぶりを見せました。



一方、この試合のあとに行われていた準々決勝第2試合、富岡西と鳴門渦潮の対戦は1回ウラに雨のため中止となり、25日の第三試合に中断したシーンから始める継続試合となりました。

25日は、この試合を含めた3試合が予定されています。
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