今年こそJ1へ!徳島ヴォルティスの高知キャンプに密着 今年のチームに掲げるテーマは【徳島】
(野口七海アナウンサー)
「高知県にやってきました。徳島ヴォルティスのキャンプも終盤。今年のチームはどんなチームになっているのでしょうか」
クラブ設立から20年連続で高知県高知市・春野総合運動公園でキャンプを張るヴォルティス。
まず、新チームで気になったことが…。
(野口七海アナウンサー)
「選手たち真剣な表情で黙々と練習をおこなっています」
練習に向かう選手たちの表情。
去年までは、練習の合間に談笑するなど笑顔もありましたが、17日は常に引き締まった表情で練習に臨んでいました。
新加入の中で最年長 MF 島川俊郎 選手(33))
「(Q.引き締まった印象だが)この時期はそうなんじゃないか。みんな新鮮な気持ちでキャンプに来ているので、ちょっとした緊張感はあって良いと思います」
(チーム最年長 MF 永木亮太 選手(35))
「引き締まった練習が出来ているし、高知に来てからもインテンシティ高い。(1対1の強い)トレーニングが出来ているし、良い入りだと思う」
この雰囲気をチームにもたらしているのが吉田達磨監督。
去年はシーズン途中の就任だったため、キャンプの指揮は初めてです。
達磨イズムとも呼べる高い意識をチームにもたらした吉田監督。
■吉田達磨監督が今年のチームに掲げるテーマは
(徳島ヴォルティス 吉田達磨 監督)
「やっぱりスピード。スピード感のある攻守特に攻撃。そこは全然違うものにしていきたい」
(野口七海アナウンサー)
「今、ミニゲームがおこなわれているんですが、吉田監督の掲げたスピードという通り、パスのスピードやテンポなど、とても速いように感じます」
ゴールとゴールの間を狭くしたミニゲームでは「攻守の切り替え」や「パスワーク」など全ての面でスピードを意識した練習がおこなわれていました。
(徳島ヴォルティス 吉田達磨 監督)
「スピード感があるチームにしたい。そこが僕たちが変わる所になると思う。ボールをつないだり、動かしたり、前進したりはチームとして(すでに)持ってますから。新しく僕がやることではなく、そこによりゴール前のシーンを増やしていけるようにしたい」
■今年期待の新戦力が登場
J3沼津から加入したフォワード、ブラウンノア賢信選手です。
持ち前のスピードと189センチの長身を活かし、17日の練習でも何本もゴールを決めていました。
(新加入 FW ブラウンノア賢信 選手(22))
「けっこう後ろからボール持つチームだと知っていて、思っていた通りのチームだし、フィットできるなと思っている。2ケタ得点目標にして1年間やりたい」
また、同じく新加入の橋本健人選手はゴール前へのクロスが得意なサイドバックです。
昨シーズンのチーム課題を補う活躍が期待されます。
(新加入 DF 橋本健人 選手(24))
「クロスのところ、クロスからの得点が少ないのが去年ヴォルティスの課題だったので、そこだと思う」
■コロナ禍も落ち着きキャンプでのファンサービスも復活
(サポーター)
「応援しています」
(サポーター)
「(Q.サインをもらってどうだった)すごくうれしかった。
(Q.触れ合えるのは)すごく良い」
(サポーター)
「(選手と)距離が縮まってしっかり応援したいと思う」
「徳島とともに、最高の瞬間を」迎えるため、新生ヴォルティスのキャンプは続きます。
徳島ヴォルティス、高知キャンプは19日までで、22日からは宮崎県に場所を移し2次キャンプに臨みます。