民間活力の活用を視野に藤崎台県営野球場や県立総合体育館など4つのスポーツ施設の再整備を検討する有識者会議が17日、熊本市で開かれました。

この中で、藤崎台県営野球場については、｢大規模改修では手続きに時間がかかりすぎる｣、｢そもそも野球場の数が少ない｣などとして、今の野球場を残したうえで野球場の新設を求める意見が出ました。

また、県立総合体育館については、プロスポーツなど｢見るスポーツ｣と、地元の人が楽しむ｢するスポーツ｣の2つの機能を分けて整備する必要があるという意見が多く出ました。

このほか、2025年度末までに全体の方向性をまとめるとしたスケジュールを前倒したうえで、施設の優先順位をつけて県の予算を明確にし、民間企業が計画を立てやすくする必要があるとしました。