プロバスケットボールB2リーグ、熊本ヴォルターズは自力でB1昇格をつかめる最後のシーズンを迎えました。開幕戦はホームに東地区の強豪･アルティーリ千葉を迎えたヴォルターズですが、課題の残る試合となりました。

5日の開幕戦。Bリーグは翌々シーズンから規定が変わり、成績による昇格･降格が撤廃されます。実力でB1昇格をつかむラストチャンスとなる今シーズンに、ファンも試合前、この意気込み。

■ファン
「今年こそB1昇格してほしいですね」
■ファン
「チーム全体も色々変わっているので、新しいヴォルターズが見られるかなと期待しています」

相手は昨シーズン東地区を圧倒したアルティーリ千葉。ヴォルターズは前半から追いかける展開が続きますが、新加入･ラムの得点などでくらいつきます。さらに、山本翔太がキャリアハイを更新する28得点と大爆発。しかし、千葉の強力な外国人選手を止められず、78対96で敗戦。黒星スタートとなりました。

さらに、6日の2戦目も序盤から劣勢に。高さで劣るヴォルターズは、複数でリング下を守りに行きますが、速さやシュート精度で上回る千葉に100点ゲームを許し85対107で連敗。初勝利はおあずけとなりました。

ヴォルターズ、次はアウェーでライジングゼファー福岡と九州ダービー2連戦です。