楽天は本格的なシーズンオフへ突入。16日は、瀧中瞭太投手(２８)、伊藤裕季也選手(２７)が契約更改に臨んだ。

〈瀧中瞭太投手〉
「今シーズンはかなりふがいない結果に終わってしまったので規定投球回をしっかり投げ切れるようにイニングを食えるピッチャーにという期待を込めての話があったので頑張りたいと思います」

今シーズン、瀧中投手は1軍で8試合に先発し2勝4敗。6月下旬以降は2軍暮らしが続く不本意なシーズンとなった。交渉の結果、年俸は300万円ダウンの推定2300万円でサイン。来シーズンは、ストレートに磨きをかけ先発ローテーションに食い込みたいと意気込む。

〈瀧中瞭太投手〉
「困った時はストレートの割合が多くなると思いますのでそこで勝負できるストレートが必ず必要になってくる。先発としてイニングをしっかり投げて1勝でも多く勝利に貢献できるピッチャーを目指したい」

そして、午後4時からの契約更改に臨んだのは伊藤裕季也選手。昨シーズン途中にDeNAからトレードで加入。3月30日の日本ハム戦では、新球場、エスコンフィールドでの第1号ホームランを放つなど、貴重な右の長距離打者として、存在感を見せた。年俸は、1000万円増の推定1850万円でサイン。来シーズンの目標にはポジション問わず、レギュラー奪取を掲げた。

〈伊藤裕季也選手〉
「今年目標であったレギュラーというのは達成出来なかったので、また来年レギュラーというところはチャレンジしてつかみ取りたい。」